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2013'12.11 (Wed)

日記を連続投稿しようとしたが思いの外長くなってウザい文章になったのでこっちに載せる

ヨハンがヴァイスシュミットの執事、カールツェーザル・アッカーマンに送った手紙の返事が、速攻で、魔法伝送を使って返ってきた話

【More・・・】

(無茶振り3件に切れた執事カールツェーザルからの怒りの魔法伝送通話にて)



(小型の鈍色の竜の姿をした使い魔が、ヨハンの机の上に座っている。
 使い魔の胸元には魔法石が嵌めこまれており、そこから空中に、遠く離れた故郷の屋敷に居る執事の姿が投影されている)

……え。何ですか。急に伝送タイプの使い魔まで寄越して。別に私の用は急ぎじゃないですよ?
 え? バルドルが1冊たりとも本を粗末に扱う人間を、たとえ主人といえども認める訳がない? ……そうですけど……、誰も粗末になんて、
え? 「思いっ切り使い倒す」って? 書きましたよ。はい。使うのは普通ですよね……ええ。
……ええ、そりゃ、近接されればそれで殴るしか無いでしょう、それが武器なんだから。
(執事に怒鳴られた、)
……現場に出たら仕方ないんですってば……、私は喧嘩弱いんです……。
…… ……はい。本で敵を殴りません。綺麗に使います。
……では、綺麗に使いたくなるような、そこそこ見栄えの良い魔導書を1冊送って下さい。お願いします。
(横を向いて)……そう言えばバルドルは酷い書痴でした……うっかりしたな。
……はい、すみません。どんなのが送られてきても、大切に使います。何ならバルドルの名前書いといて下さい。それで思い出すから。
で? 後は何ですか。鋼のストール? ああ、あれは別に、無理しなくていいって書いたじゃ……、
アーベントレーデ君? ああ。はい。はい、ベルトルト叔父の十三男の。はい、彼は良い魔法鍛冶になったと、
……え。お抱え? ……へえ、凄いですね。…………ええ。
え? 何でそこに居るんですか!!!
(伝送画面にベルトルト叔父の十三男、某侯爵家お抱え武具職人のアーベントレーデ氏が入ってくる。気位が高いらしくぷんすこ怒っている。ちなみに30歳年下)
ご、ご機嫌麗しく。今晩は実に良い夜で……、いえ、すみません、決して貴方をないがしろにしたつもりは……、はい……ええ。申し訳ございません。ええ、あれは実に良い武器ですから。お父上ご自慢の逸品であることは承知しておりますとも。良い武器ですから、時には使ってやりませんと、という思いもあり……、え?
……叔父さん、まだ現役でした? あれ? 20年くらい前に引退しましたよね? あれ?
……退魔師としては引退したが、戦士としてはまだまだ……って……、へえー。お元気で何より……(半目)。
はい。……ええ。勿論。もちろん。もち、ろん。
はい。
…… …… …… ……
え、
お抱え武具職人が主君以外の為に武具を作製していいんですか!?
は?
片手間で十分?
いやいや、というかそもそも貴方のお手を煩わせること自体、別に、
……すみませんそうじゃありません貴方様ならばきっと片手間、いや寝ながらでも叔父上ご自慢の逸品より何十倍も素晴らしいストールを作り上げて下さることでしょう誠にもって。
(横を向き)くそ、この従兄弟めんどくさいな、でも手ずから打ち上げてくれるとかしかも自分から言い出すとか何この尊大なデレ、
は、はい!(正面向いた) それでは、謹んで、その栄誉に浴させて頂きます。誠に有難き幸せ。
(アーベントレーデ氏は画面から消え、カールツェーザルだけが残る、)
……ふう……(大汗をかいた)、
まあ、結果的には恐ろしいほどの大収穫です……ありがとうカール。それではこれで……、
え、まだあるの?
はい。革のケープ。またはリングメイル。いいですよもう。めんどくさいし疲れた。寝ます。
……えっ
リンデもそこにいるんですか、
あ、いえ、確か80年ぶりくらいで懐かしいですよね、ええ……。(画面に外見的には妙齢のエルフ女性が飛び込んでくる)ああ、そうそう86年ぶりでした! そうです! 間違いない! で、何でリンデ、貴女がそこに。
……アーベントレーデ夫人であらせられる、とな。
……(暫し無言の後、カールに小声で)……いつ、結婚したんですか2人は!? 私の所に連絡来てなくないですか!!?
……式はごくごく内輪にて既に挙げたが、お披露目は、叔父上の退魔記録500匹達成と長男リヒャルト氏の神剣奉納式と六男ジークベルト氏の教皇庁就任祝いと合わせて、来年度に大々的に執り行う予定、と……。
あっそう……ですか……。どうもおめでとうございます。いえ別に出費とか考えてないですし。おすし。
ええ。おめでとうリンデ。どうか幸せに。
え? はい。え? ……ああ、いえ、そう言えば。お仕事は……私の記憶は、貴女がお針子の奉公に出たところで終わっていますが……。
…… …… ……。
ほ、ほおう……。一流魔法防具でざいなー。ほおう……。すてきですね。
結婚しても仕事はバリバリ続ける、ええ、素晴らしい。作品を楽しみにしていますね。
…… ……えー。
いえ、……嬉しくない訳じゃないですよまさかそんな。
旦那様との愛の合作の防具とか。胸焼けします。じゃなくて胸が一杯で苦しい。です。うぷ。
ええ……。はい。有難う。ご好意、心から感謝します。うぷ……。
(画面からリンデ夫人が消え、カールツェーザルだけが残る)
…………………………ありがとうございます。結果的に、悪魔的なまでに素晴らしい物を私は得ることができました。貴方の尽力と主に感謝を。
……ええ。ええ、無茶はしません。そんなに馬鹿じゃありませんよ。心配しないで下さい、子供じゃないんですから。
はい、ありがとう。カール、貴方も、働き過ぎです……と、迷惑をかけている私が言うことではないですが……。いつもありがとう、感謝しています。

……それにしても、何でこんなに皆気前がいいんでしょうか、今日に限って……
え? サンタクロース? 赤服?
ああ! 窓に! 窓に!!

(終)









(窓辺には『紅衣の司祭』ジャン・ルージュ・フォルジュロン枢機卿がグリフォンに跨って横付けしていた)



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